ポケモンカードゲーム Pocket、批判受け取引機能を強化

ポケモンカードゲームPocketの開発元であるDeNAは、プレイヤーからの批判を受け、ゲーム内の物議を醸しているトレード機能の改善を約束しました。コレクターたちが現在のトレード機構に不満を表明した理由をご紹介します。
Pokemon TCG Pocketの最新アップデートに対するプレイヤーの抗議
トレードトークンの厳しい現実

2025年1月29日に導入されたトレードシステムは直ちに反発を招き、DeNAは2月1日にTwitterで発表を行い、今後の変更を予告しました。ジェネティック・エイペックスおよびミシカル・アイランドパックからの1~4ダイヤモンドおよび1スター貴重度のカードのトレードを可能にしている一方で、限定されたカード選択、新通貨、そして高いコストを含む制限的な仕組みがプレイヤーを苛立たせています。

DeNAは不満の声を認識し、「懸念事項に対処するための改善策を検討中」と述べています。現在の計画には、より希少なカードを犠牲にする以外に、トレードトークンを獲得する追加方法の導入が含まれています。現在、人気の高い4ダイヤモンドカード(500トークン)を焼却(バーニング)するには、複数の貴重なカード(1スターカードあたり100トークン、2-3スター没入型カードあたり300トークン)を手放すことを要求されます。

自社のアプローチを擁護し、DeNAは次のように説明しました:「これらの制限は、ボット悪用やマルチアカウントによる不正利用を防止しつつ、コレクションの楽しみを維持するためのものです」。さらなる調整については明言されていませんが、開発者はアップデートを実施する前に、潜在的な悪用方法を分析しているものと考えられます。
ブースターパックの表示に関する懸念

1月29日の「時空大激突」リリース後に追加の不満が噴出し、Redditユーザーは、ジェネティック・エイペックスパックが新しいリリースとともにホーム画面で目立って表示されていないことに気づきました。しかし、プレイヤーは右下隅の小さな「その他のブースターパックを選択」オプションから全てのシリーズにアクセスできます。

意図しないUI上の見落としである可能性もありますが、一部のプレイヤーは、新シリーズを宣伝するための意図的なマーケティング戦略を疑っています。ジェネティック・エイペックスのコレクションをまだ完成途上であるコレクターの混乱を防ぐため、利用可能な3つのブースターシリーズ全てを目立つように表示することを提案する声もあります。